ウールの取り扱い方法
・ウールは着用するたびに洗う必要はありません。繊維を保護するコーティングが施されているため、汚れやほこりに強いです。代わりに通気性のよいところで干してください。
・ウールを洗うには、ウール専用の洗剤を使用し、低スピン設定で洗います。重い製品は、ひねらずに余分な水分を絞りだします。
・余分な水分を吸い取るようにタオルを下に敷き、平らにして乾かします。
・ハンガーにかけてしまうと型崩れする恐れがありますので、畳んで引き出しに保管してください。その際には、必ず防虫剤を入れてください。
・ピリングは自然に起こりますが、ピリングコームやファブリックシェーバーで簡単に取り除くことができます。
ウールの利点
ウールは、羊が寒い冬を生き抜くために蓄えたフリースを、暖かい季節に刈り取ります。密度の高い毛羽立った糸は、風に対する自然な障壁となり、さらに耐水性に優れています。繊維のクリンプ構造により空気の小さなポケットが生まれ、通気性が高く暑くなりすぎません。